西伊豆町のHPによると「トンボロ」とは、干潮時に海岸から一番手前の島まで瀬が現れて足をぬらさずに歩いて渡れる現象のこと、とある。

西伊豆では有名な現象のようだが、義父母宅にお邪魔するようになって二十年以上も知らずに素通りしていた。

遅ればせながら行ってみたくなり、お義母さんに場所を教えてもらった。

地元ではトンボロとは呼ばずに、普通に地名で「瀬浜(せばま)」と呼んでいるようだ。

西伊豆町HPの潮位予測表で干潮時刻を調べてから妻子と3人で行ってみた。(2022年8月14日 13:00頃)

運良く国道沿いの駐車場(「堂ヶ島瀬浜海岸無料駐車場」(7台駐車可))に停めることができた。

駐車場から急な坂を降りて行くと、すぐに瀬浜海岸に着いた。トンボロ現象を見て、ちょっと感動。ちょっと、と言うのは、満潮時の様子を見たことがないから。

妻の話では小学校の6年間、毎年、遠足で歩いてここまで来たそうだ。義父母宅から車で来たから、すぐだったものの、歩くとなると、かなりの距離だ。妻の表情からして、いい思い出ではなさそうである。

手前の島まで歩こうと誘ってみたが、即、断られた。妻にとっては珍しくもない現象なのだ。

明里も日陰で待ってると言う。日射しが強くて暑いのと、砂浜ではなく大きな石がゴロゴロしていてサンダルでは歩きづらいからとのこと。

仕方なく一人で歩いたが、確かに暑いし歩きづらかった。

水位が上がった様子も見てみたくて、同じ日の夕方、また行ってみた。上の写真は16:45頃。瀬の両側に波が打っているように見える。

今度は満潮時に行ってみようと思う。

若林泰弘

投稿者 akari