2023年11月23日(木)勤労感謝の日

 家族三人で日帰り旅行へ行った。11月3日に一人ドライブへ行った時とほぼ同じルートを辿った。一人で行った時と家族で行った時では行程にかかる時間が違った。

家を出発したのは前と同じくらいだったが明里が忘れ物を取りに行ったりして若干イラついたものの、4時5分前に三芳サービスエリアに着き、深夜割には間に合った。今回も談合坂に立ち寄り、一人の時はトイレのみの休憩だったのが、家族と一緒だったので朝食をとることになった。そうこうして、本栖湖に着いたのは7時半頃、中ノ倉峠に辿り着いたのは8時頃だったと思う。

一人で来た前回は見事な雲海を眺めることができ、今回は本栖湖の湖面を見ることができた。でも、中ノ倉峠では富士山が雲に隠されてしまったのが残念だった。雲海を見ることができるかもしれないと言って二人を誘ったのだが、文句を言われず助かった。

今回はすぐに下山せず、分岐点の案内板に表示されていた「パノラマ台」へ向かってみた。30分くらい歩いてもそれらしきものに辿り着く気配がなかったので断念して引き返した(上の写真は引き返している道中の様子)。分岐点に戻って、間違えてたのかと案内板を見直してみると、うっすら「かなり歩くので注意」という落書きがされていたのに気が付いた。落書きに早く気が付けば良かったとも思ったが、二人には「いい運動になった」と言われ助かった。

今回も大石公園を散策した。妻からは「ぽわぽわが枯れてて可愛くない」とボヤかれた。コキアの色は赤い方が映えるけれど、時期的に仕方がない。ソフトクリームを買い与えて気を取り直してもらった。

「河口湖自然生活館」では果物が安く売られていて、シャインマスカット(1房600円)と柿(5個350円)を買った。実の付き方で値段は変わり、安いのを買ったのだが十分甘かった。

今回も新倉山浅間公園へ行った。

前回来た時よりも紅葉が進んでいて綺麗だった。

大石公園と新倉山浅間公園は外国人観光客がとても多い。

新婚旅行と思われる外国人カップルが延々とカメラマンに撮影されていた。納得いくまで撮ってもらいたい気持ちはわかるけど、撮影スポットを占領するには長すぎると妻はぶつぶつ言っていた。でも、記念の場所として日本を選んでくれてるんだから、まあいいか、とか言いながら後にした。

 山梨に来たんだから「ほうとう」でしょ、と妻が言うので今回も食べた。ただ今回は「甲州ほうとう『小作』」というお店だ。ここも混んでいて1時間くらい待った。「ちゃんこほうとう(2,100円)←妻」「茸ほうとう(1,800円)←明里」「かぼちゃほうとう(1,300円)←僕」を注文した。家庭内序列みたいな値段の注文になったが、具材を交換したり、明里から嫌いなものを寄こされたりして、結果的には僕が一番量を食べて満腹になった。食べ終わったのが夕方4時近くになってしまったのだが、祝日とは言え、お客さんが途絶えることなく並んでいたのには驚いた。

 当初の計画では、午後2時からの「アフタヌーンパス」を買って富士急ハイランドで遊びたいと思っていたが無理だった。時間も体力もないということで諦めた。バイトの疲労と遊び疲れが溜まっている明里が車中ずっと爆睡していたので帰路に就くことにした。渋滞に巻き込まれたりして疲れたけれど、楽しい一日だった。

若林泰弘

投稿者 akari