2024年10月23日(水)
久しぶりに曽我と鈴木に会うことになり、振替休日をとって上野へ行った。不忍口で待ち合わせたが、早く着いたので「西郷隆盛像」を見に行った。初めて実物を見た。思ったより大きかった。

鈴木とはコロナ禍前に池袋で会ったが、曽我と会うのは二十数年ぶりだった。アメ横の居酒屋で昼食がてら飲み会となった。鈴木と僕はそれなりに老けたが、曽我は驚くほど変わっていない。曽我だけ時間が止まっているみたいだ。話す内容も学生の頃のままで、家族を持つという苦労がないからだろうか。

昼食の飲み会の後、東都大学リーグの今季最終戦を見るため三人で神宮球場へ行った。在学中は二部リーグだったのでそれほど注目してなくて、神宮球場に入るのも大学野球を観戦するのもこの日が初めてだった。阿部巨人軍監督の代が一部に押し上げ、それ以降は一部リーグに留まっているはずである。

打席に立っているのは翌日のドラフト会議で広島カープから1位指名を受けた佐々木選手だ。この日は二塁打を打たれた。佐々木選手は青学の主将で三塁手。守備位置に着くときはダッシュする。動きが機敏で野球をするのが楽しくてたまらないように見える。意識も高いから1位指名されたのだろう。

対する中大には、とにかく頑張ってほしい。

スタンド席はまばらだが青学よりは応援者が多い。平日の昼間ということもあるが、やはり東京六大学には人気面では負ける。だが、リーグ全体で見れば戦国東都と言われるだけに強いと思う。

この日は天気が悪かったためか、第一第二試合の進行が遅れ、この第三試合はナイターになった。

中大は、なかなか流れを持ってくることができない。

観客席がガラガラなのは寂しいが、自由に席を変えることができるのは快適だ。

7回になった時、応援団がいる方の席へ三人で移った。

青学は校舎が神宮から割と近いのに応援が少なかった。リーグ優勝したのに、もったいない。

中大は校舎が遠いにも関わらず応援も頑張っていた。

応援団も今季最終戦ということもあって最後の力を振り絞っていた。

優勝決定戦とかなら、もっと応援者も増えて盛り上がるのだろうか。

残念ながら中大は1-4で負けてしまった。

青学が完全優勝し、中大は勝率差で5位となった。

選手一人ひとりの差はないように見えたし、中大の伊藤選手(2年)はこの試合ホームランを打った。

ただ、打線がつながらない感じがした。

応援団長はこの試合で引退とのことで、優勝することができずに悔しがっていた。

団旗もかっこいい。

初めて中大戦を観戦した試合は負けてしまい残念。

また鈴木と曽我と再会がてら観戦しようという話になった。野球でなくてもいいんだけど、サッカーとラグビーは一部リーグじゃないのが悔しいんだよね。
若林泰弘