確か2003年の9月か10月頃だったと思う。ベランダで満月を眺めていたら、妻に声をかけられた。一瞬、何のことかわからなくて反応に戸惑った覚えがあるが、安定期に入ったようなので伝えたとのこと。結婚して3年が経っていた。

2022年3月12日20時44分

その時に妻のお腹の中にいた子が明里である。月「あかり」から名付けたと言うと、後付けだと妻には聞き流される。

2022年3月15日22時20分

後付けだと言われるけれど、半分くらいは本当だ。それくらい、その時に眺めていた月あかりの印象は強く残っている。

2022年3月17日0時6分

無事に生まれるまで(生まれてからも)母親は大変なんだよなと、月を眺めていると色々思い出す。

2022年3月20日3時34分

新しく買ったばかりのカメラで明里と一緒に月の写真を撮った。あの時と同じ場所で、お腹の中にいた子と撮っていると思うと感慨深いものがある。

若林泰弘

投稿者 akari