鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)は、鎌倉市雪ノ下にある神社。武家源氏、鎌倉武士の守護神。鎌倉幕府初代将軍源頼朝ゆかりの神社として全国の八幡社の中では関東方面で知名度が高い。境内は国の史跡に指定されている。

Wikipediaより引用。以下同様

自分の記憶が正しければ鶴岡八幡宮へ行ったのは小学校の修学旅行以来となる。小学生の頃、印象に残ったのは大銀杏のことだった。

 建保7年(1219年)1月27日、源頼家の子で八幡宮の別当を務めていた公暁が階段脇に生えていたこの銀杏の木に隠れて待ち伏せ、この大階段の13段目に降りてきた源実朝を殺害したという伝説があり、隠れ銀杏という別名がある。この伝説が知られるようになったのは江戸時代になってからのことであり、当時の史料にはない話であるうえに当時の樹齢を考えると、人が隠れることのできる太さにはまだ成長していなかったという説もあるため、真偽は不明である。伝説を疑問視する説もあれば、公暁が身を隠したのは先代の樹であり、現在の樹は2代目であるとする説もある。1955年(昭和30年)より神奈川県の天然記念物に指定され、鶴岡八幡宮のシンボルとして親しまれていた。樹齢800年とも1000年余ともいわれていた。

倒れてしまった大銀杏

 大変残念なことに、この大銀杏は倒壊してしまった。

2010年(平成22年)3月10日4時40分頃、強風のために大銀杏は根元から倒れた。倒れた大銀杏は3つに切断され、3月15日、根元から高さ4メートルまでが、7メートル離れた場所に移植された。残る2つは境内に保存された。

(参拝と写真撮影は2022年10月2日(日))

鶴岡八幡宮には8:00頃着き、鎌倉五山※を巡って、鶴岡八幡宮の参道に戻ったのは14:00頃だった。

※鎌倉五山(かまくらござん)とは、臨済宗の寺院の寺格であり鎌倉にある五つの禅宗の寺院のこと。建長寺、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺の5つを鎌倉五山といっている。

この日、辿ったコースを時系列にするとおおよそ次の通りとなる。

07:50 鎌倉駅

08:00 鶴岡八幡宮

08:40 建長寺(五山一位)

10:10 円覚寺(五山二位)

11:05 浄智寺(五山四位)

11:55 寿福寺(五山三位)

12:50 浄妙寺(五山五位)

13:40 源頼朝の墓

14:00 鶴岡八幡宮参道

14:10 鎌倉駅

 鎌倉駅まで、わりと早く戻ってくることができたので、江ノ電に乗って大仏様やスラムダンクに出てくる踏切などを見に行こうかとも考えた。

しかし、この日は6時間超歩き続けて疲れ切っており、さらに観光スポットを回るべく運動不足の身体に鞭を打つ気力は、もう既になかった。

若林泰弘

投稿者 akari