【馬室会場】2018年5月19日撮影

鴻巣市では、5月の上旬から中旬にかけて「こうのす花まつり」が開催される。

鴻巣市のホームページなどで開花時期を調べてから行ってよかった。見頃は桜のように短そうだ。

このときは下見のつもりで一人で行ってみたけれど、思ったよりも畑は広くてきれいだった。

馬室会場近くの橋に「川幅日本一の標(2537m)」が立っている。
【吹上会場】2019年5月19日撮影

ちょうど一年後、今度は家族3人で行った。行く途中「川幅日本一の標」を見せて郷土自慢でもしようかと、わざと馬室会場近くの橋を渡った。

伊豆出身の妻は「水が流れてないからインチキ日本一だ」と失礼なことを言う。(注1)
静岡の人は、富士山があるから日本一の称号に敏感で困る。(まったくの偏見である。)

「いやいや、氾濫すれば、ここ一帯が川になるんだ」と不謹慎な返しをするも、妻は納得しない。

不毛な喧嘩になる前に話題を変えて、吹上会場へ向かった。

ちなみに、この会場から見える「水管橋」も日本一らしい。(注2)
(注1) 川幅とは、水が流れる部分の幅と考えたくなりますが、国土交通省は、「堤防(ていぼう)から対岸の堤防までの間」を川幅としています。これを当てはめると、川幅日本一は、埼玉県(さいたまけん)の鴻巣市(こうのすし)と吉見町(よしみまち)の間を流れる荒川(あらかわ)で、その幅は2537m。ふだん水が流れているところの幅は、数十mだそうです。
学研キッズネットより
(注2) 荒川水管橋は全長1,101mと日本一の長さを誇り、眼下の荒川はもちろん、足元に広がるポピー畑、天気が良ければ橋からは富士山や秩父連山、群馬県の山々などのパノラマが楽しめます。
埼玉県ホームページより
若林泰弘