ばあちゃんと一緒に餃子をつくった。ママは花粉症のため自宅待機。

ねぎ・ニラ・キャベツを刻んだのはパパだ。あとから白菜も追加した。パパは、ばあちゃんに似て雑に刻むが、ばあちゃんとは違って危なっかしい。刻み終わったら塩をふってよく混ぜる。

私は、ニンニクとショウガをおろした。しばらく手がクサくなったのには参った。

おろしたニンニクとショウガをひき肉に混ぜ込む。塩・こしょう・ごま油・醤油を適当にばあちゃんが加えた。

刻んだ野菜の水分を絞って、ひき肉と混ぜ合わせる。

餃子の皮に具をのせ、片栗粉を溶いた水を皮の縁につける。ひだをつけながら包む。パパは欲張って具を詰め込み過ぎるきらいがある。ばあちゃんはさすがに手馴れていて上手い。私もまあまあ上手くできたと思う。

三人で50個くらい作った。
(包み終わった後、じいちゃんが長い散歩から帰ってきた。パパが、じいちゃんの帰りが遅くないかと気にしてたけど、ばあちゃんはいつものことだと平然としている。最近、じいちゃんは人通りが多い道を散歩するようにしているらしい。倒れても発見が遅れないように。)

 家に帰ってからママに焼いてもらった。ゴマ油の香りが食欲をそそる。

パパが写真を撮りながら、勝手に蓋をとったり火加減を変えたりしたらしく、ママに文句を言われていた。相変わらずパパは余計なことをしてママの機嫌を損ねている。おかげで焼き具合が微妙になったけど、おいしかった。

最初は渋々だったけど、作ってみるとおもしろかった。

若林明里

投稿者 akari