日本銀行券の様式・印刷は、通貨行政を担当している財務省、日本銀行及び国立印刷局で協議して最終的には財務大臣が定める。なかでも、現在お札に登用される肖像画の人物の条件には次が有るとされている。

① 明治以降に活躍した人物である事。

② 教科書に載っているなど一般に広く知られている事。

③ 文化人である事( 以前は伊藤博文などの政治家が選ばれることも有ったが2004年の改札以降、政治家は避け文化人の中から選定するガイドラインとなっている )。

④ 銀行券の印刷に耐えうる精密な肖像画や写真が存在する事。

 これらを踏まえて登用される人物は、それぞれが医学、法律、教育、文学、経済、工学、化学、通商、芸術、等々の面に於いて形を無から有としているなど先進的に活躍され、それも私利私欲のためでなく人民社会に視点を置いて業績を残していると評価されている。

 これらの人物は、教科書にも取り上げられていたり、業績の他に慈善事業にも大で有り日本人の鑑として目されている点である。

管理人注・・・聖徳太子の旧五千円札は探し出せず、写真を撮ることはできなかった。

~ つづく ~

投稿者 akari