ここ最近、冬になると「氷柱」の記事が読売新聞埼玉版に掲載される。年によって氷柱の出来栄えは違うらしく、冷え込みが厳しい今年の出来栄えは良いらしい。

「出来栄え」というのは、冬場の観光客誘致につなげようと、地元の人たちが水を吹き付けて作り上げているからとのこと。以前から見てみたいと思っていたので、息抜きに出かけたがっている明里を誘って行ってみた(2022年2月6日)。寒いのが嫌で、家の中でぬくぬくしていたい妻もブツブツ言いながらついて来た。

 調べてみると埼玉には「秩父三大氷柱」と呼ばれているものがあり、まず「尾ノ内渓谷氷柱」へ向かった。ガソリンを給油(レギュラー164円/㍑。高い!)したり、休憩をとりながらだったので自宅から車で2時間以上かかった。

 環境整備協力金として一人400円(中学生以上)かかったが、地元の人たちの頑張りを思えばやむを得ない。吊り橋を渡れるのは午後4時までとなっており、ちょうど渡ることができた。

「この吊り橋は、午後4時以降歩行禁止です」という掲示板だけで、特にアナウンスがなくても午後4時を過ぎたら、みんな橋を渡らなくなった。

良くも悪くも我々日本人は、きちんと言うことを聞くんだなと思って感心した。

午後4時頃で、気温は氷点下2度くらいだった。

若林泰弘

投稿者 akari