ゆえに、現在、国内で主に流通し造幣局で印刷されている紙幣は、肖像画が野口英世の1000円札、樋口一葉の5000円札、それに改札される前と同じ福澤諭吉であるが、現行のそれは紙幣右側に肖像画を配し中央の楕円形内に透かし肖像画入り、左下に水平の角度から見ると10000の潜像が浮き出る10000円札の3種である。
これら3種類の紙幣に替わって2024年から、新たに北里柴三郎を肖像画とした新1000円札、津田梅子を肖像画とした新5000円札、それに渋沢栄一を肖像画とした新10000円札が登場することになっている。どんな凝った印刷技術を用いた新紙幣で登場するのか楽しみに待ちたい。

~ つづく ~