これらの紙幣の内、2000円札だけは右側に首里城守禮之門が描かれ、中央に透かしの守禮之門が入っているが、他のお札は全て人物の肖像画入りである。肖像画は特に偽造が難しいと云われている。
概ね20年経過毎に時の主要なお札を改札するのは偽造防止の為とも云われ、偽造と偽造防止のイタチゴッコの産物でもある。国の根幹を成す日本銀行券は容易く偽造されては困るのであって、時代が進むと共に印刷技術も進歩して偽造される一歩先行していることがわかる。
これら肖像画と透かし内肖像画、ホトグラムは偽造することが難しいとされ国の威信が掛っているのである。

~ つづく ~